当院で行っている検査
当院では、以下の検査を行っています。ご希望の方は窓口もしくは電話でお申し付けください。
- MRI検査
- 胃内視鏡検査
- 大腸内視鏡検査
- カプセル内視鏡検査
- CT検査
- 胃透視・注腸検査
- エコー検査
- X線・マンモグラフィ
- チェストグラフ
- 睡眠時無呼吸検査
- 睡眠時無呼吸検査
(短期での精密検査入院) - ホルター心電図
- 血圧脈波(動脈硬化)検査
- 骨密度測定
MRI検査
MRI検査
高性能の「MRI」で、病気をより正確に発見!
【MRI検査とは】
強力な磁場と高周波を組み合わせて撮影する検査で、「磁気共鳴画像撮影」とも呼ばれます。縦、横、斜めと角度を変えて体の断層像を鮮明に撮影できます。
CT検査では、骨の影響でなかなか写せない小さな脳梗塞や脳幹部の病変、腰椎椎間板ヘルニアや靭帯損傷など骨以外の運動器の異常を見つけることができます。前立腺や子宮、卵巣などの下腹部の検査にも有効とされています。またX線を使わないために、放射線による被曝の心配がないことも大きな特徴です。
開放型で閉所恐怖症の方も安心して受けられます。
胃内視鏡検査
胃内視鏡検査
当院では、従来より苦痛の少ない内視鏡検査を行っており、現在では「経鼻法」と「経口法」の2つ手法を採用しています。 下の図のように、「経鼻法」では以前のより半分近く細くなっている上(なんと!うどんとほぼ同じです!!)、 ノド(咽頭)を刺激することなく挿入できるため、鎮静剤を使用しなくても楽に検査が受けられます。
メリットとしては、短時間で検査を受けられることと、検査後20~30分ほどで食事も飲水も可能であることや、検査中に会話やモニターを見ることができる点です。デメリットとしては、鼻炎や鼻の穴が小さい方は、検査が受けられないことと、たまに鼻血が出やすくなることです(短時間ですので、ご安心ください!)。
よろしければ、一度チューブが鼻から通るかどうかをご確認に来ていただければ、幸いです! 「経口法」は、鎮静剤を用いて検査をするため、寝ている間に検査が終わってしまいます。「経鼻法」でも苦痛があった方や、反射が強く、「胃カメラなんて絶対に受けたくない!」という思いをした方でも喜んで頂いています。
しかし、検査後に目が覚めると大体1~2時間は経っていますので、「この日は大丈夫!」という余裕のある日に検査を受けるようにされてください。安全に検査を行うため、全例生体モニターを装着して検査を受けて頂きます。
大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査
当院では、以前より前日からの検査食、下剤服用による前処置を行っていましたが、技術、機器の進歩とともに前処置の改善も行ってきました。当日に検査を希望される方で、便秘のない方は当日下剤の服用で十分なのですが、日頃から便秘が強い方、万全の検査を希望される方については、前日もしくは前々日からの下剤服用と、前日に検査食をとって頂くことで当日の下剤の量を減らすことができます。当日は1000~1500mlの下剤服用で十分と思われます。
前処置がうまくいっていると、検査が楽であるだけでなく、小さな病変でも早期に発見することができます。ですが、どうしても下剤を飲めない方につきましては、個別に量や種類を変更いたしますので、気軽にご相談ください。 日夜、内視鏡技術の向上に努め、できるだけ少ない鎮静剤で苦痛のない、安全で楽な大腸検査を受けて頂けるよう精進しております。皆様の期待に応えるよう、新技術、最新機器の導入を検討いたしております。
BLI(Blue LASER Imaging)画像は、内視鏡で検査する部位に短波長レーザーを当てることにより、血管や表面構造をより正確に把握することが出来ます。
LCI(Linked Color Imaging)特殊光色彩強調機能は、短波長狭帯域光と白色光を同時に適切なバランスで照射することで、白色光だけでは分かりづらい患部の僅かな色の差を明確にし、認識しやすくする機能です。
カプセル内視鏡検査
カプセル内視鏡検査
当院では、従来より苦痛の少ない内視鏡検査を行っており、鎮静剤使用や挿入法の工夫などで検査を行っています。また、鼻から嘔吐反射がなく、楽に検査を受けられる経鼻内視鏡検査も好評です!検査時間や前後の準備時間が多彩なため、検査の前にどの方法が患者様に一番良いかを、御意見を聞いて検討しますので、外来にてお申し出下さい。
*当院では、感染防止のため、使い捨て製品の採用と滅菌、洗浄器械、洗剤の検討による感染管理を徹底して行っています。 また、清潔であることが患者様、医療従事者双方に安心して検査、治療を受けられる様に、感染性物質を扱う際には、自費で対応していただく部分もございます。何卒御理解下さい。
**内視鏡検査では腸から吸収され苦痛の少ない炭酸ガスを使用しております。検査後の腹痛や気分不良もなく安心です。
CT検査
CT検査
脳や副鼻腔などの頭頚部CT、肺や乳房などの胸部CT、胃・腸・肝胆膵腎、その他、骨盤内(子宮・卵巣や膀胱、前立腺)などの腹部CTなど全身検査が可能です。
放射線診断科専門医による診断ですので、検診の精密検査、造影検査も行っています。二次検診にも対応しています。
胃透視・注腸検査
胃透視・注腸検査
バリウムによる胃透視、注腸検査です。バリウムが苦手な方は難しいのですが、「体を動かすのがキツイ」「指示されても、どっちに回ればいいかわからない」・・・などの検査特有の悩みがあります。当院はジャイロレントゲンを採用しており、体は検査台に固定したままで器械が回転操作を行ってくれるため、安全かつ楽に、苦痛なく検査を受けることが可能です。
エコー検査
エコー検査
腹部、骨盤の腹部エコー検査はもちろん、動脈硬化をみる頸動脈エコー検査や甲状腺、頸部、腋窩、ソ径その他のリンパ腺、乳腺のエコー検査、心エコー検査が可能です。 最も安全かつ簡単な検査で、患者様の負担も少ないので、気軽に申し出て下さい。
X線・マンモグラフィ
X線・マンモグラフィ
胸部、腹部を含め、全身のレントゲン検査が可能です。鮮明な画像で診断力も向上しています。 平成18年5月より島津社製のマンモグラフィ装置を導入し、久留米医師会より乳がん検診施設に認証されています。検査には女性看護師が立会い、この装置の最大の魅力である乳房引き出し機能で、今までのような他人に乳房を直接つかまれたり、引っ張られたりする苦痛をなくしています!出来上がった写真は放射線診断科専門医による読影後に、必要であればエコー検査やMRI検査をお勧めしています。
チェストグラフ
チェストグラフ
喘息やCOPDの診断、肺の柔軟性をみるのに良い検査です。 喫煙者の方や、最近息苦しい・息切れがする方、じん肺業務従事者および術前検査の一環としてお勧めしています。
肺年齢が分かりますので、ご心配の方はご相談下さい。
睡眠時無呼吸検査
睡眠時無呼吸検査
当院では、睡眠時無呼吸症候群の検査を行っています。
「睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん)」とは?
睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。ほおっておくと、高血圧や心臓循環障害、脳循環障害などに陥ることがあります。しかし、治療法は確立されていますので、適切に検査・治療を行うことが大切です。
どんな症状ですか?
大きなイビキ・起床時の頭痛・夜間の呼吸停止・日中の強い眠気など。日中の眠気のために、仕事への支障、居眠りによる事故の発生率が高まるなど、社会生活に重大な悪影響を引き起こす場合があります。
どのような検査ですか?
当院では、睡眠時無呼吸症候群が疑われる方に、睡眠モニターの貸し出しを行なっています。「携帯用睡眠時無呼吸検査装置 パルスリープLS100」という簡易検査方法です。
小型・軽量・簡単な操作
自宅でセンサーを腕または腹部に取り付け、寝るだけの簡単な検査です。睡眠中の呼吸の状態、血液中の酸素飽和度などを測定します。検査結果によっては、入院による精密検査が必要となります。睡眠時無呼吸症候群と判断された場合は、治療を行います。
検査費用は外来での簡易検査であれば3割負担で2,100円です。不明点はお気軽にお尋ねください。
睡眠時無呼吸検査の短期での精密検査入院
睡眠時無呼吸検査の短期での精密検査入院
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは睡眠中に10秒以上の呼吸が停止、つまり無呼吸が5回以上繰り返される病気です。主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があります。高血圧、糖尿病などの生活習慣病や脳卒中、心筋梗塞などの重篤な疾病と密接に関係しており、放置すると生命の危険に及ぶこともあります。
また、ニュースでもあるように、眠気により交通事故を起こす危険もあり、早期に適切な治療をすることが大切です。 自宅でもできる簡易型検査もありますので、御相談下さい。
また、無呼吸が強く疑われる場合は、脳波なども合わせて検査する終夜ポリソムノグラフィーという検査が必要となります。この場合、一泊入院が必要となります。 診断確定後は、睡眠中に鼻マスクを装着し、空気が一定圧で送り込まれるCPAP療法を行います。この治療により虚血性心臓病や脳血管障害による死亡のリスクを軽減することができると報告されています。
また、糖尿病や高血圧のコントロールが良くなったり、程度が軽くなることから、内服薬を減量できる方も見受けられます。症状的には治療の翌朝から劇的な効果を実感できる方もいますが、徐々に効果を体感できる方など個人差があります。
ホルター心電図
ホルター心電図
「朝方に胸が痛い」「よく動悸がする」・・・など受診時には症状が消えている方に、1日24時間の心電図を装着して頂き、睡眠時や業務中に危険な不整脈や虚血症状が出ていないかを診断する装置です。付けたまま入浴もできる装置となっています。希望される方は、申し出て下さい。
血圧脈波(動脈硬化)検査
血圧脈波(動脈硬化)検査
CAVI(動脈のかたさ)とABI(足の動脈の詰まり)を測定する血圧脈波検査装置は、いまや日常診療には欠かせない装置となっています。
動脈硬化の程度や血の巡りを見る検査です。
骨密度測定
骨密度測定
一般名称:X線骨密度測定装置
型式:DCS-900FX
【背景】
骨粗鬆症は骨折の最大の危険因子であり、骨折発生率は日本女性の50歳代以降で高く、年齢とともに上昇傾向にあり、早期診断による適切な予防・治療が必要です。
大腿骨近位部骨折/椎体骨折/その他骨折が生じると、
寝たきり/脊椎変形/姿勢異常/合併症(消化器関連疾患、心肺機能低下)を引き起こし、
ADL・QOLの低下及び死亡リスクの増大へ繋がります。若い頃より2cm以上身長が縮んでいると骨折のリスクがあります。
【骨密度検査の目的】
骨粗鬆症診断:原因や危険因子の検出
骨粗鬆症の重症度評価:骨折リスクの評価
治療効果の判定