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当院で行っている検査

当院では、以下の検査を行っています。ご希望の方は窓口もしくは電話でお申し付けください。

MRI検査

MRI検査

高性能の「MRI」で、病気をより正確に発見!

MRI検査

【MRI検査とは】
強力な磁場と高周波を組み合わせて撮影する検査で、「磁気共鳴画像撮影」とも呼ばれます。縦、横、斜めと角度を変えて体の断層像を鮮明に撮影できます。

CT検査では、骨の影響でなかなか写せない小さな脳梗塞や脳幹部の病変、腰椎椎間板ヘルニアや靭帯損傷など骨以外の運動器の異常を見つけることができます。前立腺や子宮、卵巣などの下腹部の検査にも有効とされています。またX線を使わないために、放射線による被曝の心配がないことも大きな特徴です。

開放型で閉所恐怖症の方も安心して受けられます。

胃内視鏡検査

大腸内視鏡検査

カプセル内視鏡検査

CT検査

胃透視・注腸検査

エコー検査

X線・マンモグラフィ

チェストグラフ

睡眠時無呼吸検査

睡眠時無呼吸検査の短期での精密検査入院

ホルター心電図

血圧脈波(動脈硬化)検査

骨密度測定

各種検診

職場検診や一般検診、VDT検診も可能です。産業医の依頼も承っています!
※項目によっては専門機関の受診が必要なため、前もって用紙を確認させて頂くと幸いです。 当院は、市の指定検診施設です。

特定健康診査
生活習慣病予防健診
肺 がん
大腸がん
乳がん(視触診・マンモグラフィ)
子宮頸がん
骨粗鬆症
前立腺がん

※胃がん検診は集団会場のみの検診となります。
※子宮頸がんは予約制で産婦人科医の出張検診です。

久留米市では、職場などで検診を受ける機会がない市民の方(対象年齢は下記の表のとおり)を対象に特定健康診査やがん検診・結核検診が行われてます。(健診異常の方は特定健康指導、もしくは通院の必要が生じます)

実施期間:平成30年6月1日~11月30日

期間の後半は毎年受診者が集中されますので、お早めに受診くださいますようお願いいたします。
当院では、土曜でも基本健康診査やがん検診を受けることができます。
各健診とも、受診できるのは年に1回だけです。二次精密検査は、個人票をお持ちください。

受診のとき必ず必要となるもの
本人の費用負担が免除される
ための証明書・確認書
「無料で検診が受診できるひと」に該当する方は、本人の費用負担額が免除され、無料で受診できます。証明書や確認書がなければ無料となりませんので、受診の際には必ずご持参下さい。
※国民健康保険の方は必ず国民健康被保険者証をご持参下さい。
「健康保険証」対象者かどうか、自己負担金が免除されるかどうかの確認の際に、ご加入の健康保険証を使用する場合があります。受診の際には必ずご持参下さい。
特定健康診査券市から送付されます。提示がないと従来の基本健診は受けることが出来ません。
検診を受診する際の注意事項

各種健診を受けるときは、次のことに気をつけてください。

がん自覚症状のチェックポイント1)肺  1ヶ月以上せき、痰、血痰がある。
2)乳房  シコリがある。乳首から分泌物がある。
5)大腸 便通異常、血便がある。
特定健康診査前日はアルコール飲料を避け、十分な睡眠を。
出来れば、受診当日の食事は抜きで。
服装は着脱しやすいものを。
大腸がん検診食事制限はありません。
女性の場合、生理中は避けてください。
便検査の検査キットを受け取ったら、必ず提出ください。
●「市内の医療機関で受診する場合」は、直接当院へお越し下さい。特に予約などは必要ありませんが、混んでいてお待ち頂いたり、特殊な項目がある場合もございますので、お電話にてご確認ください。
当院で受診可能な検診の種類
種類対象者本人の負担額
特定健康診査40歳から74歳の方500円
久留米市特定健康診査40歳から74歳の方無料
後期高齢者健康診査75歳以上の方
(お飲みの薬により対象外の場合もあります)
500円
生活習慣病
予防健康診査
35歳~39歳になる方及び40歳以上の方で各医療保険の被保険者に該当しない方500円
肺がん検診※40歳以上の方500円
前立腺がん検診50歳以上の男性400円
大腸がん検診40歳以上の方700円
子宮頸がん検診20才以上の女性900円
乳がん検診
(視触診※+マンモグラフィ検査)
40歳以上の方
(偶数年齢の女性のみ)
視触診
400円
マンモグラフィ
1方向(50歳以上)700円
2方向(40代)1,000円
骨粗しょう症検診25~70歳で5歳毎の節目年齢の女性DXA腰椎検査
800円
胃がんリスク検診41歳で受診券をお持ちの方のみ
(食道・胃・十二指腸疾患で治療中の方、胃切除をしている方、ピロリ菌除菌をしたことがある方は検査できません)
500円

問い合わせ先

久留米市健康医療課Tel: 0942-30-9033
田主丸総合支所保健福祉課Tel: 0943-72-2111
北野総合支所保健福祉センターTel: 0942-23-1550
城島総合支所保健福祉課Tel: 0942-62-2111
三潴総合支所保健福祉課Tel: 0942-64-2311
高牟礼市民センターTel: 0942-45-0099

治療について

当院では外来・入院ともに医療の効率化、適正化を図るためクリニカルパスを導入しています。

クリニカルパスとは

クリニカルパスとは、入院中における標準的な疾患について、
入院・検査・手術・リハビリなどの医療行為のながれをイラストで作成した「入院診療計画書」です。
このクリニカルパスにより、入院から退院までの標準的な治療経過を事前にご理解していただけるものと考えております。

胃の内視鏡治療

当院では、胃ポリープ、胃腺腫、胃早期がんに対して内視鏡的に切除を行っています。早期がんに対しては、切開剥離術の登場により、以前よりも内視鏡治療の適応が拡大しています。胃の治療は、穿孔の危険性は大腸より少ないものの、切除後の人工潰瘍が大きく、出血すれば吐血という形ですぐに処置が必要となります。原則として7日間の入院としていますが、病変の大きさや、潰瘍の治り具合で入院期間の短縮や延長も考えられます。また、予想外に深部に癌が進行していた場合は、追加の外科的治療が必要となる場合があります。

大腸の内視鏡治療

昨年より、内視鏡的大腸ポリープ切除術、粘膜切除術を開始しています。偶発症として出血や穿孔があり、1%以下ですが緊急手術となることもあります。現在までのところ、当院では穿孔や緊急手術となる症例は、経験していません。

外来でのポリープ切除術が標準化していますが、院内規定がありますので、ご希望の方は内視鏡検査前に一度確認ください。 入院での治療は、当日入院ですと2泊3日です。お仕事や家庭の事情がおありの場合は、病変により1泊2日入院とすることも可能です。ぜひ、ご相談ください。 また、胃と同様ですが、深部に癌の浸潤があった場合や、切除不能と判断された場合は、腹腔鏡を含めた外科治療を連携医療機関にて検討いたします。

ヘリコバクターピロリ除菌

胃・十二指腸潰瘍や早期胃がんの治療後、慢性胃炎、MALTリンパ腫が対象となります。
1週間の間、図のおくすりを内服していただきますが、その間は飲酒や喫煙、他のおくすりを内服されますと、効果が低下し、治療が不成功におわります。他疾患で内服を続けざるを得ない方には、内服の仕方には注意がありますので、ご相談ください。

ヘリコバクターピロリ除菌

尚、通常の倍量の酸分泌抑制剤や抗生剤を投与することから、劇的に症状が改善したり、おなかに不快感が生じたり、アレルギーが強いと気分が悪くなったりと様々です。食道炎が悪化する場合もあり、十分に注意いただく必要があります。

C型肝炎治療

肝臓は沈黙の臓器と言われるように、肝硬変に至るまで全く症状がない方も多くみられます。慢性肝炎からは年間3%、肝硬変からは年間7%の癌発生があると報告されており、その他にも腹水や浮腫、食道静脈瘤など多彩な病態を呈してきます。
近年は目覚しい進歩により、3~6ヶ月間効果のある内服薬の内服で、ウイルス消失率が95%を超しています。
また、以前は必須とされた肝臓の組織生検も、他疾患の合併が疑われない限りは受けなくても良くなっています。
検査や詳しいご相談は、外来にて受け付けています。

胃ろう造設術

超高齢社会となった日本ですが、寿命が延びるにつれ、脳梗塞や寝たきり、肺炎後に食事が全く取れなくなる患者様が多くみられます。
食事をしないと痩せて、床ずれができたり、認知症が進んだりとご本人、ご家族ともに負担が大きくなってしまいます。
当院では、付属の介護老人保健施設明星苑コスモス、グループホームこすもす、こすもすIIに入所されている方に十分な医療を提供すべく、内視鏡での胃ろう造設のほか、透視、エコー下での経皮食道ろうの造設も行っています。
胃ろう造設につきましては、鼻からの内視鏡挿入という利点を生かして、開口障害や心疾患のある患者様に少ない負担で手術を行うことができます。
小腸、大腸などの消化管は、使わなければ粘膜が菲薄化し、細菌の進入による菌血症を助長します。
話を聞いてみたいと思われる方は、遠慮なくご来院ください。

入院での胃・十二指腸潰瘍・糖尿病治療

胃・十二指腸潰瘍は、以前と比べて減ってきたとはいえ、日本人成人のヘリコバクターピロリ感染率は高く、これにストレスなどの環境因子が加わって胃・十二指腸潰瘍ができやすくなってしまいます。
吐血・下血による貧血の進行で、やむなく長期入院や輸血をするよりは、早めに検査を受けて1~2週間と短期間でも入院治療をされた方が、患者様にもご家族にとっても良いと考えます。入院では、絶食・安静下に、入院でしか使えない潰瘍治療の点滴や内服薬を処方いたしますので、外来治療を続けるよりは、早期に治療が見込めます。

また、糖尿病治療では、初回・悪化ともに入院で糖尿病の原因と、現在の一日の血糖の推移をみて、現状にもっとも適した治療を選択します。入院中には、管理栄養士による個別指導を行っており、日頃の食事内容、摂取カロリーを見直したり、ご家族と一緒に献立を考えてみたりと有意義です。インスリン注射を必要としない限りは、1~2週間で外来治療へと移行しますし、外来での内服治療中、2泊3日~3泊4日で血糖推移や動脈硬化、臓器障害の進展状況をみることもできます。
治療には一生懸命でも、意外と血糖コントロールが良くない場合もありますので、ご相談ください。

付属施設からの入院加療について

前述したように、医療法人八十八会 ツジ胃腸科医院 ツジ胃腸内科医院には、介護老人保健施設明星苑コスモス、グループホームこすもす、こすもすII、ケアハウスコスモス21、サン・コスモス という付属施設があります。入所中の方々に、疾病の発生、急な病状の悪化がみられた際には、当院で対応できる範囲は治療を行っていきます。ですが、集中治療が必要と当方が判断した場合は、他の医療機関に転院いただくことになります。病状回復後はすぐに再入所できればよいのですが、入所待ちの方が多い場合は、一時当院にて療養いただくことがあります。当院からは優先的に再入所を受け付けることになっていますが、病状によっては難しいこともあります。医療・介護両面からご本人第一でのケアをさせていただいておりますので、当院にお立ち寄りの際は、ぜひ「お話を聞きたいのですが・・・」と一言お声をかけてください。心よりお待ちいたしております。

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